脳のメモリーがパンクしないために。

いつも谷沢木工ホームページをご覧頂きありがとうございます。

桜もあちらこちらで咲くようになり春を感じるようになりました。

本日はドイツのフレグランスブランド「リナーリ」ブースにある「あれ」の使い方について。

「あれ」とは、

ちっちゃな小瓶に入ったコーヒー豆。

よく皆さんに「これ何に使うの?」「コーヒーのいい香りがする」

と言われる煎られたお豆さん

お店では9種類の中からお気に入りのリナーリフレグランスをお選びいただくことができますが、

お選び頂くうちに“違いがわからなくなってくる“方も中にはいらっしゃいます。

実は私もそのうちの1人。嗅ぎ分けているとインパクトの有る香りや好みの香りにしか印象深く残らなくなることがあります。

脳が香りを判別できるのは3種類まで。

と言われているように、沢山の香りを一度に嗅ぐと脳がパンパンになって区別つかなくなる時があるんです。

要するに「脳の、香りを区別する容量がいっぱいになっている」ってことです。

皆さんもそんなご経験ありませんか。

谷沢木工で出会った新しい香りを必死で脳が覚えようとしています。

その香りがどこかで嗅いだことのあるものなのか、自身の好みのものなのか判断しようとしています。

このままだと厳選して揃えているロマンチックな香りをベストな状態でお選びいただけません…

そこでこの「お豆さん」の登場です。

コーヒー豆には鼻をリセットする効果があると言われています。

ただこれといった理由はわかっていないそうですが

でもなぜコーヒー豆なのか。

それは…「すっごく身近な香りだから」です!

新しい出会いの香りで疲れてしまった脳を、グッと身近なコーヒーの香りで思い出させていったんリセットしてくれるというわけです。

香水やディフューザーなどの「フレグランス」はその人の好みを色濃く反映しています。

好きな香りがあるということはその香りのどこかに親しみを持っています。

少しでもベストな状態でお選びいただきたいと思っています。

そしてこのお豆も香っていなければ意味がありません。

埃が被っていても衛生的とは言えないでしょう。

そのため谷沢木工では瓶に蓋を被せ「浅煎り」「中煎り」「深煎り」の中から

「中煎りの深煎り寄り」をとあるコーヒーショップ様にお願いし良い感じにリセットできそうなコーヒーの香りをセレクトしています。

豆は放置していると油分が出てきて油臭くなります、その為2ヶ月に一回、早くて1ヶ月に一回のペースで豆の取り替えをおこなっています。

いつでもフレッシュな状態でお試しいただきたいと思っています!

香り選びって楽しいんです。

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