いつも谷沢木工ホームページをご覧いただきありがとうございます。
日中店内の気温も徐々に上がり、クーラーのスイッチを押す日もあったりします。
(夏が心配だ〜〜)
お客様分のロッキングチェアが入荷しました。
モデル名は「穂高」
飛騨高山の老舗家具メーカー「飛騨産業」からでたこちらのモデルは、半世紀前に誕生しました。
ゴブラン織りのような、優雅な花柄デザインを纏ったアンティーク調のシリーズにファンも多くいらっしゃいます。
ロッキングチェアは最近見なくなりましたね。
使うシーンも少なくなったのでしょうか。
実はこちらのロッキングチェアは修理でお預かりさせていただいていた物になります。
既に数十年使われており、クッション、シート材、ギボシ割れが生じていました。
(修理前を撮り忘れてしまいました…)
以下今回の主な修理箇所です
座クッション・背クッション部を一式交換
“ギボシ“とはフレーム背部分の上についている“飾り“です…
傷をできるだけ修復し、鬼目ナットを交換しました。
同時に本体フレームを全て再塗装を行いました。
「穂高」の雰囲気を残しつつ、色の濃いところ、明るいところを丁寧に調整しました。
傷などもありましたが下処理を丁寧に行うため新品同様の仕上がりに。
写真でお伝えするのは難しいですが、フレームのぐらつきがあった為、組み直しも行っております。
(ちなみに飛騨産業のキツツキマークは“HIDA“のステッカーに新しく生まれ変わりました)
とても愛着のある家具とのことで、見事に復活したロッキングチェアご覧になられ大変満足されていました。
これからも末長くお使いください。
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