L型GRVAソファのカバーを交換しました。

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お店にて販売中の、トレスザソファテーラー ソファ『GRVA』のカバーを、

グレーの生地から、、、、ホワイトの生地にカバー交換を行いました。

生地は、トレスソファ全国出荷量で昨年1番多かった

VRD-GR(グレー)[Atype]から、

今期、出荷量が1番多かった人気ファブリック、SRO-WH(ホワイト)[Dtype]

変更しました。

SRO-WH(ホワイト)[Dtype]生地は、いろんな色がミックスしふかふかした肌触りの生地です。

上品で美しい見た目に変わります。

(左がbefore、右がafterとなります。)

作業工程をざっくり写真に収めましたのでご覧ください ↓

トレスソファはフルカバーリングシステム採用です、開口部のファスナーも大きく取られておりクッション脱着もスムーズに進みます。

クッションの形を整えながらの作業です。

昨今カバーリングシステムが主流となっており、クッションのみでなくフレーム部のカバーも脱着できるタイプのソファも増えてきています。

何度も脱着していると、ファスナーの両端がほつれてくるものも中にはあるそうです。

トレスソファのカバーは、最後にファスナー両端など裂け易い部分を専用ミシンで「閂(かんぬき)留め」し、カバー交換の際に裂けないよう補強しています。

安心して脱着できる優しいこだわりです。

ビフォーアフターの写真ではカラーの変化が分かりづらいですが、このように座面とフレーム部分を見比べてみると

色の違いがはっきりとわかりますね。

途中、座クッションと背クッションのみを変更し、元々色分けしていたSクッションを合わせ、

スリートーンのソファも作ってみました。

別のGRVAのSクッションを合わせてみました。

クラッシュベロア調のダークブルー色です。

こちらは外したフレームカバーのマジックテープ部を保護している写真です。

ほとんど全周にマジックテープが貼ってあるため保護箇所が多いです。

この状態でよくあるのはフレーム部やウレタンが剥き出しになっているもの。

本体カバーを外しても、すでにソファの形になっているにが驚きです。

ここに

ふかふかのNEWカバーを着せます。

カバーは少しだけ余裕を持った作りになっているため、

とっても着せやすいです。

また、何度もクリーニングしていると数%縮む場合がありますが、それを見越した作りとなっています。

やはり精度が桁違いです、ばっちり収まりました。

イタリア製のしっかりした糸を密で織った生地は厚みがあります、

それに加えて耐久性もとっても高いです。

見た目が美しいからイタリア製ファブリックをお勧めしているわけではありません。

(もちろん発色の美しさはありますが…)

高級感のあるソファに仕上がりました。

SROーWH生地は、ホワイトやアイボリー系の糸がミックスされた立体感のある表情をしています。

触り心地もふんわり柔らかく癒されます。

質感の違うクッションと爽やかなブルーのクッションをコーディネートし

これからの季節にぴったりな雰囲気となりました。

GRVAソファの座り心地は、

ウェービングテープ+積層ウレタン+ハンガリー産マザーグーススモールフェザー

そして表面の生地にて構成されています。

座クッションのみで作られた座り心地では表現できない「ストロークの深さ」

単層ではなく、積層構造のウレタンからはファーストタッチは柔らかく底にしっかりとしたウレタンのホールド感を感じます。

ふんわりとしたフェザーにも包まれて座った瞬間に夢の中に落ちてしまいそうになります。

サイズバリエーションは豊富にあります。新しく生まれ変わったGRVAソファを体感してください。

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