体圧分散を考えたソファ「トレス」

いつも国産ソファ・家具専門店 和歌山の谷沢木工ホームページをご覧いただきありがとうございます

いよいよ本日から始まりました

「トレスソファフェア2023」

お馴染みの道路沿いガラス面にも大きくディスプレイいたしました。

県外からのお問い合わせも徐々に増えており、

遠方の方にもわかりやすいよう

我々も動画やブログで

トレスソファの魅力を引き続き発信していこうと思っております。

さて

今回は「体圧分散」についてのお話。

トレスソファに座られたお客様の多くが、

座った瞬間に感動され、「今までのソファとは全く違う」

「お尻がすごく安定するよ」

など、座り心地を絶賛されます。

その理由の一つに

「体圧分散」を考えたソファ造りが背景にあります。

⬛︎ 体圧とは何か。

 人間は地球上で生活をしていると、重力が体全体にのしかかり、体重という圧力が体全体にかかっています。

ソファに座ったり、椅子に座ったり。

物体の表面にかかる圧力のことを指します。

体圧を感じる例として、小学校の教室の椅子、病院の待合室などでよく見る長椅子に座っている時、

極端に例えますとフローリングの上に直接座り続けて、お尻や骨が痛くなる時が挙げられます。

体圧分散とは、

一点に集中する体圧を、分散させることを言います。

「体圧を分散できれば、快適に長く寛ぐことができるのです。」

新入荷のトレスソファ<LSC>にて実際に体感してみたいと思います。

<展示サイズはW2400×D950×H850です。>

トレスソファの体圧分散の仕組みは

フレーム下部のボトム構造にあります。

このタイトに張り巡らされたウェービングテープが

「ハンモック」のような役割を果たしています。

ソファの座り心地は、クッションだけではなく、

ボトム構造も大変重要になってきます。

 Sバネや、コイルスプリングといった金属素材には

隣の人が立ちあがった際に起こる「横揺れ」が伝わりやすかったり

座る場所で偏りがあったりするものも中にはあります。

 ボトムが金属バネを使用している場合、体重を受け止めるというより

縮んだスプリングが体に馴染んだりするイメージです。

すなわち「反発力」が体に伝わりやすいのです。

若い時は気にする事も少ないですが、

寝返りを打ちづらい年齢になってくると

身体は正直に答えてきます。

一方ウェービングテープという

ゴムバネは、反発とは真逆に「体の力を受けて逃す」しっかり支えるという役割があります。

身体に沿って沈み込み、自然なストロークで体を支え、

お尻にかかった力を、一点に集中させず左右前後に逃し

「ゴツンッ」と底つきを感じさせません。

 トレスソファのウェービングテープは、使い方も特殊です。

いくらハンモックのような構造とはいえ、ルーズに張っていては体重を支えることは難しいですが、

トレスソファの場合、一本あたり約18〜20㌔の力をバネ量りで引っ張りながら

タッカーを使用し縦横斜めに手作業で張り込んでいきます。

それも

一つのソファ当たり20〜30本

テンションを十分にかけパッツパツに張り込みます。

イタリア高級ソファでもその半分の量ですが、

トレスソファでは高級ソファの倍張り込んでいます。

隙間なく密に張り込んでいるので、クッションやウレタンの消耗も軽減できます。

(Sバネなどの線形状のバネは、「線」でウレタンと接地するが、ウェービングテープは面でウレタンを支えるイメージ)

過剰なスペックかもしれませんが

全てはお客様に快適&安心してお使いいただくためです。

当然寝心地も最高です。

肩、腰、横になった時に点で接地せず、

面で支えてくれています。

正面から見ていただくと分かるように、

座クッションが全く崩れていません

座クッションではなく、しっかりとボトムで身体を支えている証拠です。

座った際に毎度思うのですが、

本当に良い座り心地です。

このまま寝落ちしてしまいそうです。

「ソファは硬めが良い」と思われてる方も少なくはありませんが

固すぎても、お尻がヒリヒリとしてきて居心地が悪くなります。

トレスソファは全て

固すぎず、柔らか過ぎない

程よい座り心地。

体圧分散などの機能性に優れたソファを

ぜひご体感ください。

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