背クッションを上手に使う

 いつも和歌山の国産ソファ&家具専門店 谷沢木工のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 連日ソファ目当てにご来店いただく方が多くなりソファの使い方やそれぞれの特徴をご説明させていただいております。

 以前から接客時に感じていた事なのですが、お客様のソファのお試し方を拝見していると「一瞬座面に腰を掛け、座り心地を判断」されている方も多く見られます。

 まず谷沢木工店内でご覧いただくことのできるソファは、ソファを毎日見ている我々が可能な限り座り心地や寛ぎ、強度などの品質を考え選び抜いたソファなので全て様々なニーズを持ったソファたちです。

 ソファ選びにとって何が大切か、これは人によって考え方はそれぞれですし価値観も違います。

 ソファは「寛ぐための家具」と我々は考えているので、奥行きが深く”床”に座らなくても良いぐらい寛ぎの自由度が高いものをお勧めしております。

 もちろんこちらの考えに対し横になったり座面上で脚を崩される姿勢が正しいわけでもなく、きちんとした姿勢をとらないと体に負担がかかる方もいらっしゃいますので全ての方に当てはまる考え方でもないでしょう。

 すなわち何をお伝えしたいかと言いますと、「我々はお客様の使い方を聞き出さないと生活スタイルに合ったソファをご提案する事が難しくなる」

 家具屋さん巡りをして数秒座る(お尻をタッチする程度)、デザインや大きさ、価格を自己流で判断されてしまうと後悔する可能性が出てきてしまうということです。

 店内にあるソファは全て色々な使い方、ニーズによってスタイルを変えております。

 お客様がどのような暮らしを望まれているのか、どのようにソファを使いたいかで”選ばれるソファは変わります”

まずはソファという家具を理解し、経験値のあるスタッフに相談されることがお勧めです。

お気軽にご相談ください。

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 さて今回は背クッションの使い方をご紹介します。

ご紹介に使用するソファは

トレスザソファテーラー
ソファ<TB>

サイズレパートリーが沢山あります。

座面は繋ぎ目のないストレートで一枚型。

少し硬めのシートで安定感がしっかりあるソファです。


奥行きが91センチあり座面有効奥行で大体60センチほどあります。

 178センチの男性が座ると丁度いい奥行きの深さでしっかり座れます。

 ご夫婦で身長差があるご家族ですと例えばご主人にはしっくりくるソファといえますがこの場合、奥様には奥行きが深すぎてあまりご納得行かれないソファとなるはずです。。

こうなってしまうと大体の方は「このソファはイマイチ使えないね」「このソファじゃないね」

と2人が揃ってかけられるようなソファを再び探し始められるのです。

(ちなみに体格差を埋めれるソファはほとんどありません。)


その時に役に立つのがこの付属の背クッションです。↓

ソファ<TB>に付属する背クッションは”可動タイプ”置いてあるだけの動かせるクッションです。

厚みは一つ約15センチほどございます。

“マチ”もあるので厚みを感じられるのも特徴です。

座ってみて奥行きの深さを感じられた方は

2枚重ねてください

 このように奥行き調整を必要とされる方は背クッションをその時のみスライドさせてください。

 背クッションを一枚追加することで実際に座る奥行きが約15センチ近く浅くなります。

 奥行きが浅くなることで「足つきも良くなり座り心地も安定した」とスタッフも実感。


 店内のソファを見て「奥行き深くて座りづらそうだわ〜」と嫌うのではなく、まずどういう特性を持っているソファなのかお尋ねいただければ幸いです。

 本日ご紹介した方法は背クッションを一つ移動させるだけで体格差をカバーできる簡単な方法なのでぜひ店頭で色々な組み合わせをご体感ください。


 実はその反対のケースもあります。

奥様には丁度いい奥行きのソファで合ってもご主人には浅すぎて窮屈な座り心地に感じられてしまうソファも中にはあります。

 こちらも注意をしてほしいケースの一つです。

 ”大は小を兼ねる”

ではありませんが、

 ソファ選びは体格の大きい方に合わせていただけますと小柄な方は「ルームシューズを履く」「クッションで調整する」などで調整可能となります。

 ソファ<TB>はサイズによって背クッションが3つ以上付属しますが、他のソファに関しましても別途奥行き調整用クッションをお求めいただくことも可能です。

 色々なアイテムを使いながら理想のスタイルを探されてみてはいかがでしょうか。

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