ソファメンテナンスにお邪魔いたしました。

いつも和歌山の国産ソファ&家具専門店 谷沢木工のホームページをご覧いただきありがとうございます。

ソファのクッションメンテナンスにお伺いしました。


⬛︎ 対象機種

・ソファ<FSB>

・サイズ

:W 310.5センチ

/D 193センチ

/H 80センチ

/SH 40センチ

・ファブリック:TR4−GR

(写真はご納品時に撮影させていただきました)


メンテナンス前のソファです。

とっても丁寧にお使いいただいておりました。

張り生地からは張り感が伝わってきます。

太い糸で高密度に織られた

TR4−GR

をお選びいただいてるだけあり

織シワなどほとんど見られませんでした。

TR4−GRはとっても分厚く

大型のソファに張るとシルエットをハッキリ映し出しソファ本来のデザインを引き立てる生地です。

お選びいただいている変形ソファ<FSB>とベストな相性です。

(どっからどう見てもイタリア製の高級ソファです)


まだ小さなお子様が背もたれに登ったり、もたれかかったり、、

自由にお使いいただいているようです

元気、有り余っていらっしゃいます!


全てメンテナンスさせていただきました。

座クッションにはハンガリー産マザーグーススモールフェザーをたっぷり使用しています。

座クッションフェザーの偏りは少ないものの

せっかくなのでパタパタさせていただきました。

中のフェザーバッグは前後で具位置に分かれています。

座り心地の偏りを減らしたり、均等に偏らす為です。

(多いのは前後です)

実に薄い生地を手縫いで繋ぎ合わせてフェザーバッグを作成しています。

2枚の薄い生地をまずは重ね、素材の異なる仕切りを縫い付けます↑

そこに各部屋へフェザーをたっぷり封入していく工程を経てフェザーバックが完成します。

 私は研修で工場にいましたが、縫製は全て女性の方、地元で長く勤務されていらっしゃる腕の立つ職人の方ばかりでした。

手の器用な方ばかりで細かい作業がとても丁寧な印象です。

本当にお客様のために一つ一つ手作業で作り上げるソファです。


左がメンテナンス前背クッション、右がメンテナンス後背クッションです。

1.6倍くらい膨れ上がっているのがわかります。

石川県の工場で実際に研修したソファーテーラーが工場経験を詰んだ作業をご自宅で実践いたしますのでご安心ください。

出荷時と遜色ないお姿にいたします。


こちらがメンテナンス後のソファです。

全体的に座クッションの厚みが増し、より立体的なシルエットに感じます。

左がビフォー、右がアフターです。

元々のお姿がとても綺麗でしたので

あまり変化は感じづらいかもしれませんが、座り心地は変化しているはずです。

やや目線が上に上がったようなイメージです。

 ボディー生地のヨレも整えさせていただき、各々の生地が持つ特性もお伝えさせていただきました。

〜感想〜

それにしてもTR4シリーズは綺麗でした〜

別格の品がありますね〜

(Fタイプです)

恐竜のウロコのような堅牢な表情。

ベランダで埃をバサバサと落としましたが、生地自体がとてつもなく重たかったです。

高密度な織りの証拠です。

明日は筋肉痛になりそうです。

T様この度はお忙しい中お時間をいただきありがとうございました。

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