紀の川市O様邸
O様はお買い替えでご来店いただき直径140センチの一本脚テーブルをお探しでした。
元々お使いのテーブルは大きな一枚板、お仕事柄木に癒しを求められることが多いそうです。
車、空間、暮らし、目に触れるものすべてが異国に感じるO様邸はヨーロッパスタイル
景色の良い立地はまるで北欧に来たかのようです。
140センチ角の大きなダイニングテーブル
一見正方形のように見える天板は
実は全ての一辺が緩やかにカーブしています。
見る角度によっては「貝殻」のような形にも写り、谷沢木工では「シェル型」として
丸テーブル、正方形テーブルに続く新しい形状で注目を集めています。
シェル型ダイニングテーブルの作りは至ってシンプルです。
使用するウォールナット材はすべて最高級グレードの「FAS材」
節が0に近いきれいな部分のみを使用しています。
従来反り止めには鉄板を用いられますが、「吸い付き桟」という幕板を天板裏に打ち込んだ
まるで宮大工のような木組みです。
「フィンガージョイント」と呼ばれる技法を用いた天板同士のジョイント
丸テーブルや正方形型の中央脚テーブルは120センチ角までが多い中、
“吸い付き桟”+“フィンガージョイント”を組み合わせることで最大165センチ角まで対応可能です。
塗装は「羽衣塗装」
ウレタンでもなく、オイル塗装でもございません
手触りは自然木を触っているような質感で、使いやすさはウレタン仕上げ
一台一台丁寧に作られます。
以前ご購入いただいた同タイプのベンチを使用でき
より多くのご友人様をお招きできるようベンチスタイルをご希望されました
材質はダイニングテーブルに合わせ、テーブルよりやや突き出したようにベンチを置くことで出入りが非常にスムーズになります。
ベンチ座面にはノンスリップ加工を施しグリップ力を上げております。
海外と同じく土足スタイルのO様邸ですが
たまには素足で脚部を感じていただくと木の本来の柔らかさもご体験いただけると存じます。
不要な角を取り除いたプードルシリーズ、コンクリートとのコラボレートも美しく素敵です。
寒くなる季節には春先まで活躍されるというストーブも
もうしばらくで解禁だそう。
リビングからはガラス張りのガレージで珍しい愛車も眺めることができます。
暮らしを楽しまれているご様子が伺えるO様邸にお邪魔いたしました。
O様、いつも家具・国産ソファ専門店の和歌山 谷沢木工をお選びいただきありがとうございます。
また、納品・撮影にもご協力いただき誠にありがとうございました。
末長くご愛用くださいませ。