和歌山市K様邸
新築を機に2階リビングダイニング空間にソファをお探しだったK様。
一軒ごとの間隔があまりない戸建てだった為、2階への搬入経路の面で当初小型のソファを中心にお探しでした。
谷沢木工ではゆったりとお寛ぎいただく事がソファ本来のお過ごし方と考えている為、分解したパーツを現地で組み立て、大型ソファでも搬入可能にできるトレスソファをご提案。
そして設計図面を確認させていただいたところ、片肘だけでなく背部分まで組み立てが必要なことがわかりました。
トレスのソファには建築用で用いられる強力なボルトを使用しており、強度も問題ございません。
背、座、肘部分に分けられたパーツを現地で組み立て。
イタリア製の丈夫なカバーを被せて完成です。
階段を上がり正面にダイニングテーブルを。ソファは階段上がって右手にセッティング。
GRVAの肘部分は、横になった際に枕にできるちょうどいい高さになっています。付属のSクッションを肘部分に置き換え存分に寝転んでください。まさに至福でございます。
また、視線や空間を考え、片肘(左肘仕様)にすることをご提案。
ダイニング空間からの圧迫感が減り約2メートルの大型ソファをスッキリとレイアウトすることができました。
床材や建具は明るい木材「メープル」を使用されている為、GRVAの脚部はメープル材に変更させていただきました。
格子状の引き戸の高さ、色使い、ソファの抜け感、ギャッベのサイズ感が相まって綺麗に納まりました。
お部屋のシェードカーテンはやや濃い目のグレーを採用されており、お部屋全体が暗くなりすぎないようざっくりと編まれたサラッとした肌触りの生地をお選びいただきました。
ソファのアクセントには張り生地とは異なるサテン生地のブルーのクッションをお選びいたきソファに遊び心が出ました。
珍しい布生地が選択肢にあるのもトレスソファの魅力かもしれません。
ソファの前にはアクセントとして濃淡の深いギャッベをお選びいただきました。
実はもう一回り大きいブルーのギャッベと迷われていましたが、ダイニング下に敷かれるすでにお持ちのギャッベとのバランスを考慮し、
こちらのサイズをご提案させていただきました。
ソファ前のちょうどいい大きさの為、ダイニングとリビング空間のメリハリがつきました。
こちらのギャッベは最上級の細かな織りで、深い濃淡がつき、光の当たる方向によって変化を楽しむことができます。
気分によって向きを変えてみるのも良いかもしれませんね。
何度もブラッシングして洗い、“遊び毛“と呼ばれる羊さんの毛もほとんどでないモデルです。
サテン生地のクッションとの相性もバッチリ。
この空間にいるだけで明るい気持ちになりそうです。
明るい床材にウォールナット材のテレビボードがくることでパキッとした存在感のある印象になりました。
角を丸く取っているので柔らかく、優しい雰囲気が出ています。
電子機器収納部の中央部、フラップ式の扉にはガラスを使用している為リモコン操作も安心して行うことができます。
まるで秘密基地のような階段横に設けられたスペースにはフジファニチアの「CUTE」チェアがお嫁入り。
小ぶりで可愛いらしいデザインで、男女問わずファンが多いこちらのモデル。
座面のクッション性やサポートしてくれるような背当たりが人気の秘訣。
ゲストが増えた際はダイニングでもお使いされるとのことでした。
キッチンからはGRVAソファ、ギャッベ、格子状の引き戸。引き戸を開ければ琉球畳みが広がる空間を堪能でき、まるで「旅館のような空間ね」
とお話しさせていただきました。
ちなみに以前から使われているギャッベ、その上に設置されるダイニングテーブルは以前谷沢木工でお求めいただいたものです。
住む場所は変わっても、家具を大切に長くお使いいただけていることが我々としては大変嬉しいことなのです。
K様、いつも家具・国産ソファ専門店 和歌山 谷沢木工を
ご利用いただきありがとうございます。
納品・撮影にもご協力いただき誠にありがとうございました。
ぜひ末永くご愛用くださいませ。