去年の6月頃ご新居用にソファをお探しだったT様、仲睦まじいご家族揃ってご来店いただきました。

　T様の地元は元々和歌山だそうですがお仕事の関係で関東の方で長くお住まいでした。

　しかし和歌山に戻られてからすぐにコロナ禍となり久しぶりの地元探索も気軽に行えなかったそうです。

　そこでソファ購入を視野に入れられていた際にたまたまソファ専門店を発見しお立ち寄りくださいました。

　都会で長らくお住まいだったT様ご夫婦は大変目が超えてらっしゃいます。

　デザインに対する姿勢や素材に対する知識が広く、こだわりを感じました。

　ソファ選びは何よりもデザイン優先とのこと。

　お気に入りいただいたのは「くの字型」の変形ソファ＜FSB＞でした。

　図面を拝見させていただくと搬入先はマンションの最上階、眺望も最高のリビングダイニングスペースです。

　W3000ミリのソファを悠々配置できるLDKでした。

　TVと適正な距離を保ちソファをTVのセンター付近に合わせてレイアウトし、お嬢様のピアノを置くスペースを確保いたしました。

　

　変形ソファ＜FSB＞は台形型のソファを２台組み合わせることにより絶妙な角度が誕生します。

　また、地面から背クッションまでの高さは800ミリとミドルバック。

　D1100ミリと奥行きが深いソファとなりますが圧迫感を感じさせないデザインとなっています。

　まるでイタリアの高級家具ブランドを連想させる堂々としたデザインが人気のソファ＜FSB＞

　デザインだけでなく「とにかく座り心地が良い！」と何度か打ち合わせにご来店された際もおっしゃっていただきました。

　フェザーの奥に感じるコシと浅めのストローク（沈み込み）の掛け心地は他では味わえないクオリティです。

　張り生地のイメージは当初から明るいめのグレー系からお選びいただきました。

　ソファ＜FSB＞などの肘部分に厚みのあるデザインや大型のソファは、"太い糸で織られた厚みのある生地"がとても良く似合います。

　2023年新作のイタリア製ファブリックから「PTT−DGN」と「TR4−GR」をオススメさせていただき最終的に小学生のお嬢様がグレーのTR4シリーズを即決されました。

　TR4シリーズに使用される糸は沢山の糸で構成されています。その一本一本は厚みがあり織り上がるとふっくらボリューミーでリッチなテイストに仕上がります。

　ソファ脚部は生地感やお部屋のコーディネートのイメージからガンメタリック色のLDステンレス脚をオススメさせて頂きました。

　角脚にされることでよりスタイリッシュに仕上がりモダン感が引き立ちましたね。

　マンションという立地に金属素材の組み合わせは都会的でオシャレなイメージです。

　リビングからのアクセスも可能となった座って左肘アームレスソファ

　視界の動線に壁がなく全体的に繋がりを感じさせます。

　フロートTVボードのアシンメトリーなデザインとソファのバランスも絶妙にマッチしていますね。

　トレスソファがあるリビングルームがご家族皆様でお寛ぎいただける空間になれば幸いです。

　T様、この度は和歌山の家具･国産ソファ専門店 谷沢木工をご利用いただきありがとうございます。

　納品・撮影にもご協力いただき誠にありがとうございました。

　ぜひ末永くご愛用くださいませ。