新築を機に新しいソファをお探しだったM様。

　初めてのご来店は今年の春頃でした。その際に次に使うソファは長く使いたいとのご希望をお伺いし、トレスソファの品質、耐久性をご説明させていただきました。

　リビングの広さに限りがあるとお伺いし、奥行きのコンパクトな「HM」をご紹介いたしました。3月中旬に再度ご来店頂き図面を拝見、ワイド2メートルまで配置可能であることを確認し、それならばと奥行きがたっぷり110センチの「片肘GRVA」とフレキシブルに動かすことのできるスツールの組み合わせをご提案。

　とてもお気に入り頂き、生地もトレスソファ一番人気のSROシリーズから選ばれているほどでした。

　しかし機種も張り生地も確定間際にスタッフが「FSB」への字ソファの存在を写真にてご紹介させて頂いたところ、このフォルムに一目惚れしていただきFSBソファの魅力についてお話させて頂きました。

　「今まで海外や色んなソファを見て来たけれど、1番素敵です」と奥様と旦那様におっしゃっていただいたことを印象深く残っています。

　このFSBソファにオススメの生地がある事をお伝えさせていただき、サイズ感や生地選びも一からお考え直しいただくことになりました。

　への字型ソファは設置後の空間のイメージが湧きずらいことと思います。実際に建設途中の段階で現地調査にお伺いし、実物大型紙を敷き、実際の動線やレイアウトのイメージを膨らませていただきました。

ダイニングスペースとの兼ね合いもあり座って右側に1.5P、左側に2Pをお選びいただき、2Pソファ後方のストーブとの距離感も十分確保できました。
　また、土間とリビングスペースとの扉を開けると繋がりのある開放的な空間になることから左右ともアームレスタイプに決定。
　
　アームレスタイプにされることにより、圧迫感が減り、繋がりのある空間となりました。

　トレスソファはデザイン上標準でご用意のある脚部から、お客さまのご要望に応じて脚部をお好みの仕様に合わす事ができ、この度脚部はジュラルミン脚に別注されました。これは奥様がご来店された時にお気に入り頂いたアイテムです。見てるだけでも美しい、スマートでオブジェのようなジュラルミン製の脚からは上質感が楽しめますね。

　張り生地のGOL−PKとの相性も抜群ですね、生地選びには奥様とお嬢様中心にお選びいただきました。
　当初ホワイト系を中心にお考え頂いていた為、替えカバーにBEL−WHをご準備いただきました。BEL−WHは生地の中に光沢のある糸が織り込まれており、カバー着せ替え後はまた違ったソファに生まれ変わることと思います。

　そして、サテン生地の光沢のあるピンク色とホワイト系の替えカバーどちらにも合うようマチ付きの500角クッションを2個お選びいただきました。
素材感を合わしバランス良く配置、お嬢様のセンスが光ります。

　広い土間から見たLD空間です。
暖色の照明で造られた空間は、アイテムを美しく演出。
ピンクゴールドのサテン生地が見え方によってはグレーの生地の様に。
LD空間は全体的に木の温もりが感じられ、大人のラグジュアリー空間となりました。

　実際にソファが納品されるまでの間、ドキドキされていたことと思いますがM様邸にぴったりのソファが出来上がりましたね。

　ご納品後にお話しさせて頂くと、M様との共通のエピソードがあり忘れられないご納品となりました。

　M様、この度は家具･国産ソファ専門店の和歌山 谷沢木工を
お選びいただきありがとうございます。
また、納品・撮影にもご協力いただき誠にありがとうございました。
ぜひ末永くご愛用くださいませ。