肉匠・伊勢屋 窯焼き「恒」様
焼肉「勢」様と併設する店舗内の二階に位置する窯焼きステーキ「恒(こう)」様へ
個室、釜の目の前のカウンター席へ椅子徳製作所でオーダーした恒オリジナルモデルをご納品させていただきました。
個室へは焼肉勢同様にプードルフルアームチェアをお選びいただきました。
プードルチェアの座クッションには「ダイメトロール」と呼ばれる強力な布バネが張られています。
まるで太鼓のように強力にテンションが張られている状態です。
そのため体重が点で伝わらず、お尻は"面"で支えられ、体圧を分散されるという考えられた座り心地です。
長時間座っていても苦にならない「体圧分散を考えた椅子」を個室に8脚ご採用いただきました。
材料はアッシュ材、元々は明るい白木ですが恒オリジナルカラーで別注いたしました。
恒は和牛の肉割烹を堪能できる空間。
壁面には漆喰、扉には格子状の引き戸が採用され、木目を生かしたプードルの塗装がうまくマッチしています。
恒カウンター席は8席となります。
こちらには日本初の寛げる谷沢木工オリジナルカウンターチェアをご採用いただきました。
カウンターチェアの常識を覆す最高に居心地の良いカウンターチェアを椅子徳製作所とコラボ製作いたしました。
通常カウンターチェアには肘がありません。
座面前部にちょこんとお尻をかけ、貫(足置き)で脚を踏ん張りながら肘をつきバランスを取る座り方となります。
背もたれはデザインとなる場合が多く、クッション性の少ないカウンタチェアは回転率などを考慮し居心地が良いとは決して言い難い物です。
あえて居心地を悪くするような作りの物も中にはあるそうですが、恒のオリジナルカウンターチェアは違います。
まずは座面幅を60センチ弱確保し体格の良い男性も座れるようにいたしました。
同時に背もたれ部と連なるアーム部を設け腕を置くことで、両腕の力を分散しよりリラックスいただけるようにしております。
奥行きの深い座面部はしっかりとお掛けいただくことでダイニングチェアに掛けていただいているような姿勢に自然となり長時間座っていても苦ではありません。
お料理を楽しむ為に長く座ることを目的とし、それを可能にした日本初のカウンターチェアなのです。
一見ブラックに見える塗装色ですがややブラウンを混ぜ、光の当たり加減で木目が綺麗に浮かび上がるように塗装しました。
ブラウンを入れることできつい印象になりずらく、大人の割烹に似合うスタイルとなりました。
「家具を入れることで完成する」
窯焼き恒はこれらのオリジナルチェアがあって完成するのです。
⬛︎ 焼肉 勢・窯焼きステーキ 恒
・和歌山県和歌山市鳴神344−7
(和歌山インターチェンジ降りて5分、花山温泉様より車で40秒ほど)
・精肉店「肉匠 伊勢屋」併設