某所お客様邸
今年の5月、ご新築を機にソファを探されていたお客様ご夫婦。
他店家具屋がお休みで「谷沢木工 ソファ」を思い出していただいたことがきっかけでご来店くださいました。
希望はL字ソファ。最初のご訪問で設計図面を拝見し、W3000程のソファはゆとりを持って設置できることがわかりました。
ご紹介させていただいたのは<TRES THE SOFA TAILOR>です。
国産最高峰のソファ造りを体現しているので数分では魅力をお伝えきれない同ブランド、
誠に恐縮ながら構造のご説明をさせていただく時間を別日に設けさせていただきました。
一般的な国産ソファ及び量産ソファとの違いを図や実際の構造サンプルを用いて比較しご説明させていただきました。
お客様からはウェービングテープのご質問やウレタン比重のご質問をいただいたり、「カバー縫製の細部まで尋ねる方はいるのか?」など
本当に良い仕事をするソファのお話に耳を傾けていただきました。
デザインや寛ぎ事情などをふまえご夫婦で意見が一致しソファ<GRVA>に決定しました。
奥行き1100ミリが標準のソファ<GRVA>
座面の上であぐらをかいて足を崩したり時には寝転ぶことのできる十分な奥行きがポイント。
フェザー+高密度積層ウレタンを組み合わせた座り心地が標準ですが、メンテナンスの有無をお伝えし「JD硬め仕様」のオールウレタン座に変更されております。
タッチはまるでフェザークッションのようにふんわりと、そして体重が掛かるにつれしっかりとした硬さを感じ、イタリアインテス製のウェービングテープが面で体を支える最高の座り心地です。
2.5P部分にお一人、カウチ部分にお一人が悠々足を伸ばしお寛ぎいただけるかと思います。
幅1050ミリ、奥行き2000ミリのビッグカウチはまるでシングルベットと同等サイズです。
男性が足を伸ばしてもゆったり過ごせるサイズ感となっています。
ここまで大きいカウチソファはやはり内部構造がしっかりしていなければ実現できませんね。
当初ナチュラル系のソファをイメージされておりましたが、ソファで色味を取り入れても良いかもとブラック、ホワイト、グリーンが候補に上がりました。
最高ランク「BNKシリーズ」の手触りをご体感いただきこれ一択に!
日焼けや汚れが目立ちにくそうなグリーンをご選定いただきました。
もこもこふわふわのプードルファー、カウチ部で身体全体で体感できる贅沢な仕様に仕上がりましたね。
ビッグソファを軽やかに魅せるステンレス脚
シンプルでシャープなデザインで床の色味を反射しさりげなく溶け込んでいます。
トレス工場での出荷前、脚部を取り付ける前に脚部の空洞内部も磨く姿を拝見しました。
目に見えない部分まで一つひとつ丁寧に仕上げられお客様の元へお届けしているのです。
リビング入り口から視界の圧迫感を抑えるために座って左カウチをご選定。
南から入る暖かい日差しがダークグリーンのGRVAをまた違う表情に映し出しています。
天井高もあり開放感抜群のリビングにサイズ感よく納まりました。
museumサイドテーブを異なる配色でご採用いただき動きのあるインテリアに魅せていただいております。
この度は数回に分けてお打ち合わせを行い、生地選びや機種選定にお時間を頂戴しました。
また長い時間タニザワの話に耳を傾けていただきまして大変光栄です。
夏冬で衣替えをしたり、ソファ周りのアイテムを増やしたりなど今後もインテリアをお楽しみください!