いつも谷沢木工ホームページをご覧頂きありがとうございます。
ゴールデンウィークも終盤に差し掛かり、すでに連休が明けた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
貴重なお休みの日にお店にご来店いただきありがとうございます。
さて、昨今新たにお家を建てられる方や買い替えを求められる方の中で、
椅子のみを求められる方々が多くなりました。
特に多いのがダイニングチェアです。
⬛︎ 一枚板のテーブルに合わせるダイニングチェアを
⬛︎ 備え付けのカウンターテーブルに合うものを
⬛︎ 何十年もお使いいただいた椅子がぐらぐらしてきてきたので
など理由は人それぞれです。
重要なのはそのテーブルにサイズや用途が合うかどうかです。
例えば、気に入った椅子があってもテーブルと椅子の座面の高さがチグハグだと使いずらいですよね。
ゆったり腰掛けたくてアーム付き椅子やワイドが広いゆったりチェアをお気に入りいただいても、
横並びに配置できなかったり、アーム部分が天板下に収納できなかったりします。
せっかくお店にお越し頂いたのに何度も足を運んでもらうのも大変です。
今回は事前に測定しておくと椅子選びが具体的になる方法をお伝えします。
⬛︎ まず測定しておくべき箇所です。
⬛︎ 床から天板上までの高さを測定してください。
国産ブランドのダイニングテーブルは、ほとんど高さ70センチ〜71センチとなっています。
海外製品ですと72センチ〜も中にはあるようです。
⬛︎ 天板の厚みを測定してください
天板上までの高さが同じダイニングテーブルでも、天板の厚みが1センチ変わると天板下の有効高さが1センチ低くなりますよね。
天板の厚みを測定いただくことにより、床から天板下までの高さがわかります。
アーム付きのダイニングチェアであればアーム部が天板下に収納できるのか、できないかの判断ができます。
(※天板下までの数値はわかりますが、幕板と呼ばれる四隅の脚を補強する“ヌキ“が入っているタイプもあります
その場合は床から“ヌキ下“までの数値も必要となる場合があります)
⬛︎ 脚間(きゃっかん)と呼ばれる脚と脚の距離の測定(1番狭い箇所)
テーブルの脚の形はメーカーさんそれぞれです。
四隅から出ているもの。
中央から一本出ているもの。
左右に二本ついているのもの。
種類はたっくさんあると思いますが、椅子を並べるときは対面かつ隣り合わせに並べるのがベターでしょう。
椅子を隣合わせに収納するとき、脚の幅が狭いと横並びしない場合があります。
横並びしても隣との感覚が狭く座った際に肘がぶつかる可能性も出てきます。
程よい距離感を保つには脚と脚の間が大切になりますね。
(※椅子を収納、横並びに配置されない方、テーブル形状が変形型をお使いの方は測定が不要な場合有り)
大きく分けて3箇所の測定をされると椅子選びがスムーズになるでしょう。
これまでお伝えした内容は“椅子が綺麗に配置できるか“を中心に椅子探しに重要な数値測定のお話でした。
次は椅子とテーブルの高さ関係のお話(相性、バランス)です。
椅子の座面から天板上までの理想の高さは27センチと言われています。
ここの数値に関しては本当に人それぞれですし、各家具屋さんの理想が異なります!
あくまでも数値でのお話です。
(体格差で感じ方の個人差が出ますからね〜)
画像の測定数値は約29センチでした。
その為、
27センチから±2センチ、25センチ〜29センチの間隔をお薦めしています。
恐らくですが、この数値から大幅にズレていると使いずらさを感じ出すでしょう。
しかし長く使っていると慣れというものが生じます。
意外と多くの方が慣れて使われています。
⬛︎ ダイニングチェアを買い替えの方は、現在お使いの椅子の座面の高さをに測定してください。
(その数値を参考にお話させて頂きます。)
各メーカーさんの座面高の測定方法は異なります。
測定箇所がややこしければ、座面の1番高い箇所、低い箇所の“2箇所“を測定してきてください。
まとめ
椅子(主にダイニングチェア)のみをご購入予定の方は、↓
・床から天板上までの高さ
・天板の厚み
・(床から天板下までの高さ)
・脚間(1番狭いところ)の幅
・現在お使いのチェアの床から座面までの高さ
を測定してきてください。
具体的にご案内しやすくなりますよ^^
せっかくの買い替えや長く気に入った椅子を買う機会です。
椅子コレクターのような特定の方以外、人生でそう多くは買い替えないでしょう。
せっかくのこの機会、きちっとした使いやすいお気に入りの椅子を見つけてみてはいかがでしょうか。
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