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本日は、谷沢木工にある綺麗な作りのダイニングセットのご紹介です。
ご紹介するのは、徳島県のブランド
“イストク製作所“のハープ ダイニングセット。
イストクという名はあまり馴染みが少ない方も多いです。
大手家具ブランドと言うよりかは、あまり聞きなれないメーカーの一つと思いますが、
家具好きなら誰もが知っている某有名ブランドの製造委託先だったりと作る腕前は一流の家具ブランドなんです。
特に今回ご紹介するダイニングテーブルは、他のブランドと比較し珍しい特徴があります。
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それは天板を長手方向に接いで(はいで)いるのではなく、短手方向に接いでいるというとこ。
多くのダイニングテーブルは、
![](https://tanizawamokkou.com/wp-content/uploads/2022/07/DB96FB97-13E9-4811-828C-71DB8215C4C3-768x1024.jpeg)
このようにまっつぐ長手方向の向きに接いでいるものが多いです。
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イストクさんが作るハープダイニングテーブルは、短手方向に接いでおり
少し見慣れないデザインをしています。
この綺麗なデザインに目を惹かれる方も多くいらっしゃいます。
ではなぜこのようなデザインが少ないのか。
それは、経年変化で天板の反りが発生するリスクが高いからです。
木は数百年間育ち、伐採され、成長は止まりますが、実は生き続けているんですよね。
生き続けていると言うことは“呼吸をしている“と言うこと。
つまり家具になっても空気を吸ったり吐いたりしていると言うことです。
その為、湿度の高いジメジメと感じるこの季節は水分を多く含み木が膨らむことが多いです。
それとは反対に、寒い季節に人のお肌が乾燥してくるのと同じで、暖房をかけたり湿度が下がってくると木から水分が抜けていったりするわけです。
身近な例えでは、家の引き戸が開けずらくなったり、気がつけばその問題が解消されていたなどがあげられます。そんな心当たりありませんか。
これは水分を吸収した木が一定期間僅かに膨らみ、そして木が若干反った可能性があげられます。
話は戻り、なぜこのようなデザインが少ないかというと、
⬛︎ 木の反る力が短手方向に沢山集まると、反る力が大きくなり天板が反りやすいから。
そして
⬛︎ その短手接ぎの天板に対して長手方向に“吸い付き桟“という反り止めを兼ねた
手間のかかる作り方をしているから、です。
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天然の木なので可能性はゼロではありませんが、大手のメーカーさんだと、
反りが原因でクレームに発展したり、
面倒な加工工程が増えると一台当たりのコストも当然増えてしまうので
割に合わないそうです。
吸い付き桟とは、板の反りや分離を防ぐために、板裏に横に取り付ける桟のことで、 片側を 鳩尾 (きゅうび) 状に作り(台形のような形状ですね。)、板に彫った桟とは逆の形の鳩尾を穴にはめます。
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↑ (こちらの丸で囲んだ部分のが幕板に加工された桟です)
天板裏にはこの桟とは逆の形(受け側)が加工されており、短手方向の天板裏全てに吸い付くように加工されています。
幕板を後付けし、幕板と天板を数カ所ビス揉みを行なっているのが一般的です。
天板全てに対して反り止めが効いているためとても理にかなっている作りとなっています。
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短手方向の接ぎにも“波フィンガージョイント“を採用。
接着面積を増やし、接合部の強度を高めています。
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幕板は中央部が少しアーチ状に加工されています。
男性でも足元を気にしなくて済みますね。
天板形状は
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短手側が丸面、
![](https://tanizawamokkou.com/wp-content/uploads/2022/07/E690F47C-0CC1-4C21-96E3-95CEA7FAE4E6-1024x768.jpeg)
長手側が船底面となっています。
![](https://tanizawamokkou.com/wp-content/uploads/2022/05/F87B4F8A-0575-4C28-A57B-4C6D48DD27F5-1024x768.jpeg)
柔らかい雰囲気とシャープさを兼ね揃え、木をたっぷり使用した作りになっています。
店内展示はW1800/D900/H700のウォールナット材での展示です。
ちなみに使われているウォールナット材の等級も最高級。
節や傷がほとんど出ていない部位を選別し使用しているので、必然的に綺麗に見えます。
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そして、ハープダイニングテーブルにはハープダイニングチェアをおススメします。
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この大きく湾曲した背もたれは、一枚板を蒸して曲げている“曲木“を使用しているとても贅沢仕様となります。
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手に触れる全ての部分は職人の手により、一つ一つ丁寧に仕上げられています。
脚部から背もたれになめらかに続く作りは手触りからも癒されます。
触っていて気持ちいんです。
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直線と曲線をうまく組み合わせ、シンプルなデザインの中にも丁寧な仕事を見つけることができます。
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フルアームタイプのダイニングチェアとなり、アーム部に肘をかけ、リラックスしていただくことが可能です。
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イストクの椅子の裏はとっても綺麗な仕上げをしていることでも有名です。
普段目にするホッチキス、タッカーの跡を隠すようにモールディングのように処理しています。
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“丁寧なモノづくりをしている家具“を選ぶ際は椅子の裏を見るべし!!といっても過言ではないですねー!
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そしてこのハープダイニングチェアは、お掃除の際にもお役に立ちます。
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大きく湾曲した背もたれを…
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かけることが出来ます。
(店内ではスタッフが実演しますのでお声がけください。)
お出掛け前に椅子をあげて、ロボットのスイッチを“ピッ“
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便利な世の中になりました。
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お色味はウォールナット、オーク、アッシュ材の3機種からお選びいただくことが可能です。
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オーク材で作るとこのようなルックスになります。
こちらも非常に綺麗ですね。
徳島県のブランド、椅子徳製作所。
ハープダイニングセットのご紹介でした。
気になる方は是非お立ち寄りくださいませ。
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