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去年末、店内の一部レイアウト変更を行いました。
模様替えのメインは広島県で作られているこの2台のオーセンティシティソファです。
左から
ソファ<B2>・ソファ<RB>
日本ならではの「木の使い方」を駆使し誕生した“本物と名付けられたソファ”です。
この二つのソファの注目すべき魅力は正面からのルックスもありますが、
やはり背面の格子デザインではないでしょうか。
壁際から離し、しっかり背面が見える位置まで移動させました。
座り心地も考え抜かれた最高のソファですが、やはりこの背面を生かした展示方法でなければ魅力は半減してしまいそうです。
この無骨で大黒柱のようなウォールナットの使い方が、他にないオーラを放っています。
いつも思うのですが、とても重たかったです。
ブラックウォールナットの中でも100本中10本も取れるか取れないかの希少部位を使用しており、北米五大湖の寒い地域で緻密に育った丈夫な木を使用しているからです。
余談ですが、ウッドフレームソファというものの原型は「ベンチ」だそうです。
脚があり、ウッドシート(板座)が被さるシンプルな形。
(公園のベンチもそう)
居心地や座り心地を追求していく中で、フレーム底部にバネやテープが使われるようになり、クッションが付属しやがて今のソファとうい形になったのではないかと言われています。
一概には言えませんが、ウッドフレームソファのデザインとして少なくないのが、地面に対し
「垂直と並行」
で作られているデザインが多く見られます。
もしくは一本まるまる下から上へ使用したデザインいわゆる「直線的なデザイン」も少なくありません。
一方「オーセンティシティ」を制作している広島県は高級箪笥の産地としても有名ですので、
木と木を接合する部分にタンス職人の技術が詰め込まれています。
その技術が現代の家具(ソファ)にも生かされています。
おばあちゃんやお母様の代から長く使われている桐箪笥(タンス)の引き出しの前板が外れたことってありますか?頑丈に組みってられたものが多かったと記憶しております。
頑丈な作りのタンスに多い、写真のタンス側面のような「蟻組み継ぎ」をソファフレームに要所要所行っています。
ソファB2の背中にあるのは日本伝統技術。
「木目」を繋げながら、「角度」をつけるデザイン。
一枚の板を一度カットし、「フィンガージョイント」にて再度接着している為、角度をつけたデザインが可能となっています。
家や神社を建てる日本伝統技術を採用しているソファです、フレーム強度も抜群で耐久性が段違いです。
ウッドフレームソファは格子の隙間からクッション生地が見える特徴があります。
張りぐるみソファとは違い、抜け感を感じ、ソファという大きな家具を軽やかな印象に持ってくることができます。
リビングルーム中央にレイアウトしても圧迫感が出づらいですね。
もちろん正面も美しいですが、
こだわりの詰まった“背中”がありますので見せないわけにはいきませんよね。
いかがだったでしょうか。
本日は背中にこだわりを持ったソファのご紹介でした。
フレームの樹種やクッションカバーのラインナップ、サイズは多数ございます。
ウッドフレームソファをお探しで、かつリビング中央にレイアウトされたい方にご採用頂きたいと思います。
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