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新入荷のご案内です。
⬛︎ MODEL:MYSA(ミーサ)

谷沢木工がお勧めする国産家具ブランド
冨士ファニチアより
パーソナルチェア「MYSA」が入荷しました。

今までにも展示があったものの
現品がお嫁に出たので新しいものを発注しておりました。
スタイリッシュなフレームは混じり気のないウォールナット材でオーダー

木材の表情が豊かに見え、生地の色味とのバランスも考えました。

モデル<MYSA>はリクライニング機能を持ち合わせております。
外見はダイニングチェアの少し大きいタイプなのか?と思うようなシンプルなデザインですが
きちんと寛げる設計で考えられた作りとなっています。

フルリクライニングはせず、心地の良いちょうど眠りに着けそうな角度で止まります。
フルまで傾くと逆に起き上がりにくくなりますから嬉しい機能ですよん。

今回の入荷に際し思いを込めた部分が使用したテキスタイルの種類です
冨士ファニチアは今年に入り、多くの生地サンプルを見直しトレンドや供給状況に見合うよう従来の生地サンプルを見直しました。
多くが廃盤となりましたが、また新たに従来見なかった生地が多くレパートリーされました。

いくつか新登場した生地の中で、格別に面白みがあった
MODEL:<BAENA>(バエナ)

ご覧いただくとお分かりのようにモコッとしたテクスチャが可愛らしく
椅子やソファのボリュームを格上げしてくれる可愛らしさが特徴です。

ブークレ糸というループ状のくるくるした糸を使用し表情豊か。
柔らかさがあり自然なムラ感がファッションセンスに富んでいます。

ウール30%、コットン10%、ポリエステル25%、アクリル35%
手触りはサラサラでしっとり感はありません。
手汗がうつるような質感はなく、さすがウールとコットン配合だけあるとおもわせてくれました。
ここまで写真をご覧になられた方の中で
「モコモコしているし冬用なのか?」
「実際暑いのでは?」
と思われる方もいらっしゃるかも知れませんので
実際に手触りをお確かめいただき表情の豊かさや手触りの心地よさをご体感いただけたらと思います。
お肌の露出が増えるこれからの季節、優しく触れてみてくださいね。

日本製家具メーカーは生地問屋から仕入れていることがほとんどかと思われます。
そして昨今、引っかきに強いペット対応ファブリックの登場や防汚加工が施された機能性生地が主流となり、多くのユーザーが理想としていた生地が増えているのが現状です。
が、機能や実用性を重視してしまうと生地は大体ベロア系の素材になってしまうことがあり、面白みや表情の豊かさに欠けてしまっているように思います。
まだ小さなお子様がいらっしゃるご家庭や、ペットと暮らしてる方ほどこれらの機能性ファブリックは重宝されることと思いますが、それらのファブリックが日本の家具業界を占めるとなるとインテリア本来の面白みや楽しみが損なわれるのではないかと常々考えています。
例外を除き、機能性ファブリックを販売することで得る安心感は買い手、売り手両方にあるでしょう。
一見お客様に対して親切かつ丁寧なアドバイスに思うかも知れませんが、機能実用性に溢れると飛びつく理由にもなりますし接客に苦労はしないんです。

今回の「BAENA」はイタリア リモンタ社のもの。
表情豊かで面白みがあってワクワクしませんか?
ナチュラルな雰囲気も残されており椅子がさらに華やかに見えるんです。
今回の冨士ファニチアの選定は今までと違うな〜、、メーカーの思い切りを感じました。
とても面白いと思います。
私はインテリア業界に携わる我々の立場として、
機能性の高いものばかりお勧めするよりも、
魅力の高い生地選びをお手伝いしたいと考えております。
そしてこれからもこのような生地を採用する国産家具メーカーが増えることを願います。
独り言を交え新製品入荷のお知らせでした
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