和歌山市N様邸
昨年12月にご納品させていただきましたN様邸へ、ソファカバーの衣替えをお手伝いにお邪魔させていただきました。
ご納品当初は上品なベロア生地の「LRI−PU」
コットン100%で厚みのあり、手触り心地良いハイグレードな生地です。
この度サマーシーズン向けに替えカバー交換にお邪魔しましたのでご紹介いたします。
ご納品から約半年経ちましたがとても綺麗な状態でお使いいただいている様子でした。
ソファ<FSB>は他ソファに比べ格段に広い座面奥行き、リッチな硬さが特徴です。
奥様とトレーニングをされているご主人様は体格差があります。
写真向かって左側は奥様やお嬢様、向かって右側がご主人様とご子息様がよく掛けられているそうです。
トレスソファはカバー交換が“しやすいように“カバー開口部が大きく作られています。
「カバーリング機能」があたかもメリットのように謳い、実際に作業してみるととてもしづらかった事例も少なくありませんが、トレスソファの替えカバー交換作業は今まで経験した中でもダントツで行いやすいです。
クッションカバーは全てファスナーですが、
ボディカバーの脱着にはベルクロ(マジックテープ)が採用されています。
カバーを外す際には写真のようにカバー側に予め“保護テープ“を貼り付けることで糸くずの付着防止、ベルクロの先端摩耗防止につながります。
保護テープを貼り付けたままクリーニングにお出しください。
写真向かって左がメンテナンス後の背クッション、右側がメンテナンス前の背クッションです。
メンテナンスの際は羽毛布団のようにふかふかに仕上げさせていただくのがタニザワ流。
「ハンガリー産マザーグーススモールフェザー」の力が発揮されているのが一目瞭然。
形状回復のメンテナンスもそうですが、中に溜まった湿気やニオイを放出する為にもこの作業が重要です。
こちらがカバー交換後のソファ<FSB>です。
サマーシーズン向けのカバーはクラッシュベロア生地の「CUR−BG」
ムラ感のあるテクスチャーはまるで大理石のような美しさを放ちます。
アイボリー系の室内にうまく溶け込みながらもやはり存在感があり、高級感が漂います。
お使いのピロークッションとも合わせていただきました。
ゴールドカラーの幾何学模様を左右に二個ずつです。
このクッションの中材は“もぎゅっ“とした低反発クッションで触り心地がいいんです。
いつもメンテナンス中、「いいな~」なんて思っています。
背クッションには本体のブルー系に合うようEタイプより<WD−BG>を選定されました。
英語の筆記体を思わせるデザインが面白いです。
サテン生地までとはいきませんが、光沢感がありサラサラ感が強い生地で上品な艶も楽しめます。
寛ぎの拡充に欠かせないオットマンの存在。
オットマンはソファ本体と同色にされるか、背クッションと合わされるかで迷われる方も多いのではないでしょうか。
CUBE−Rオットマンの生地は背クッションと同じ生地をお選びいただき華やかさがプラスされました。
流れるようなデザインは側面まで続きます、眺めていると眠くなってきそうです。